2016-04-01 第190回国会 衆議院 経済産業委員会 第5号
以後、わずか五〇キロの若狭湾一帯に九基六一九万キロワットの原子力発電所が出現し、世界でも例をみない原発密集地帯となるのである。 しかしこの大型プロジェクトは、地元業者に何らの恩恵ももたらさなかった。
以後、わずか五〇キロの若狭湾一帯に九基六一九万キロワットの原子力発電所が出現し、世界でも例をみない原発密集地帯となるのである。 しかしこの大型プロジェクトは、地元業者に何らの恩恵ももたらさなかった。
この「もんじゅ」に関しては、昨日もテレビで、若狭湾一帯の過去の大地震の津波関係の資料があり、電力会社もこれを知った上で、この「もんじゅ」の真下にはマグニチュード六・九と評価された活断層が二本通っているんですね。このことは御存じですか、副大臣。
そこで、最大の原子力立地の集中しているのは、もう言うまでもないんですが、十五基、千二百万キロワットの電力を生産している福井の若狭湾一帯であると思いますが、この認識は間違いないか、いかがでしょうか。
○辻(一)委員 随分前になりますが、若狭湾一帯の立地が行われたのは、当初は、万博に、昭和四十三年前後に電気を送っておると思うんですが、当時、立地に当たって、立地自治体が最も懸念したのは、この使用済み燃料が敷地内に半永久的に保管されることになりはしないかということであったと思います。
あるいは、夏場は若狭湾一帯には五百万からの海水浴のお客さんがありますが、民宿は全部キャンセルされる。こういうことで、風評だけでも非常な影響を受けている。
実はこの若狭湾一帯は、世界一の原子力の発電所の基地になっております。運輸委員会の場で原子力発電の話をするのも若干おかしいと思いますが、国土の均衡ある発展という観点から見れば、この世界一のエネルギー基地を、こういう形でいいのかどうかということが問われねばならないと思います。きょう、通産、科技庁も出席しておりますが、簡単に申し上げます。
夏にはあの若狭湾一帯には七百万ぐらいの海水浴のお客さんがあふれる。したがって道か大変で、地域振興では高速道という随分強い熱望がありますが、それは別として、そういうところであるということ。その中で今言った大きな二つの事故がある。 そんな中で、SG、蒸気発生器の事故からもう三年半ですね。ようやく蒸気発生器を入れかえて、そして試運転をやって、八月から動き出したのですね。
この静かな湾に囲まれたエリアで、海が静かで、後ろには山、前はきれいな海、夏には大体七百万から八百万の海水浴のお客さんが若狭湾一帯に来る。若狭湾の方には五百万ぐらい、こう言われておりますが、この沿線には敦賀、美浜、三万、これは湖が中心ですが、それから、小浜、大飯、高浜というように全国的にもなかなか有名な海水浴場があります。
○辻(一)委員 先ほど私が申し上げたが、この敦賀市は六万八千人ほどの市ですが、港町であるとともに、夏にはあの若狭湾一帯には五百万人ぐらいの海水浴客が来るのですね。高速道から国道、地方道とももう何時間も渋滞をする、こういう状況ですね。この処理場は高速道の近くにあるから、ある点では便利なのですが、そういう観光の町で、そして観光のお客さんに挟まって、これは随分量が来るわけですよ。
まともに発電所が動くにはどこまで栓を打てばいいのか、打てるのか、こういうことが広範な不安として若狭湾一帯にある。加圧型を持つところにはどこにもあります。既に若狭湾のいわゆる福井県、京都府、兵庫県等では先日十万人の署名を持ってもうこれ以上施栓率を、栓を打つ率を上げるな、こういうことを科学技術庁、安全委員会とそして通産のエネルギー庁に申し入れに行っている。
○辻(一)分科員 御承知のように、今言ったこの高速道のネットワークの完成という点が一つと、それから重要港湾の京都の舞鶴、敦賀という間をつなぐという点と、それから北近畿から若狭湾一帯にかけまして有数の西日本の非常に海の静かなところで夏は五百万ぐらいの海水浴のお客さんがいらっしゃるという、こういう状況がありますね。それから、そういう中で夏場になりますと非常な渋滞を来すのですね。
この渋滞状況が解消されるとなったならば、言うならば道路が整備をされれば、西日本における非常に有望な若狭湾一帯の海洋性リゾートの開発というものは非常に推進されるであろうと思うのです。 そういう点で、若狭湾一帯の自治体それから住民から、これは建設省の方も近畿地建も随分と耳には入っておると思いますが、何とかこれをできないかという極めて強い要望がある。
○辻(一)委員 私、福井県なんですが、御存じのように福井県の若狭湾一帯には今十三基の原子炉があります。それは容量で大体九百万キロワットを超えておりますし、加圧型軽水炉、沸騰水型軽水炉、さらに新型転換炉、高速増殖炉も建設中、また、今大飯三、四号で百二十万近いのが二つ、これが全部完成すれば十五基、千二百万キロワット近い原子力発電の一大基地がつくられようとしております。
御存じのように、若狭湾一帯に点火された原子力発電所が今十三稼働しております。まあ八百万キロワット前後と思いますが、それから今新たな動きもあるわけでありまして、そういうものが仮に全部動くとすると、これは一千万キロワットを超える世界有数の、日本でももちろん一、二という有力なる発電基地となろうと思われます。
それから第二として、御存じのように、きのう運輸省にも伺ってみましたが、若狭湾一帯に特に夏場に五百万人以上海水浴のお客さんたちが来ますが、国道二十七号線は全く渋滞をして、海へ入って海水浴をする時間よりも自動車の中で待っている時間が長いということで、大変な、何時間もかかるというような渋滞状況にあります。
さらに、小浜市はいま一つ四年制の私立大学を誘致をするというのでかなり進めておりますが、言うならば若狭湾一帯で敦賀、舞鶴に加えてこの小浜というのは、昔越前と対する若狭の国の城下町、中心地ですから、かなり文化やいろいろな面で教育、産業の中核になる都市なんです。
御存じであろうと思いますが、若狭湾一帯に大体夏、年間六百四十万と言いますが、夏場に海水浴だけで五百万を超える海水浴客が来る。そういう意味では関西、近畿、名古屋、中京等からの大変大事な国民的保養基地である、こういうふうに思っております。
ことに日本海方面ではシベリアの寒い風が吹雪込んでくる、そうすると、海上の温度が上がり、そうして列島の山脈内で非常に、ただでさえ豪雪の被害が生じておるところへ、非常に海象、気象が変わるというふうにわれわれは心配しているわけでありますが、この点について、今日ただいまは、いま言ったように機能しているのは若狭湾一帯の約一千万キロワット以内の段階でありますけれども、海象、気象という面について気象庁の方では、そこまではいま
そこで、その一日十万という、将来の問題でありますが、大量の人を乗せてくればどこかでおろす必要があるわけですが、この若狭湾一帯に新幹線をとめて、そして人をおろす場所といいますか、停車の駅、こういうことは全般の開発の中でどういう場所を大体考えておられますか。
たとえば、これはまあ一々会社の名前をあげることはないと思いますが、浜岡——静岡県における中部電力のいわゆる住民をどういうように説得するかというような動き、あるいは関西電力あるいは東京電力が、福井県の若狭湾一帯あるいは福島等におけるいろいろな動きを見ますと、たとえば婦人会というのがあります。こういう婦人会の全員をバスで招待をして、お弁当を出して、おみやげをつけて安全だというPRをやる。
○辻一彦君 私、きょう、十七、十八と美浜の発電所をはじめ、若狭湾一帯の発電所を、調査団で出まして、問題を少し見てきましたので、それらについて二、三点お伺いをいたしたいと思います。 第一は、関西電力の美浜発電所の一号炉、これが、昨年も蒸気発生器の事故がありましたし、ことしも定検でとめて検査をしておりますが、いろいろ問題がありそうに思われます。
これは、全国的にも各地で非常に問題になっておりますが、私もこの十七、十八日と敦賀湾から若狭湾一帯に、社会党のほうでPCB等の汚染調査に出ましたが、ここでも非常に問題になっております。たとえば汚染区域は当然でありますが、汚染されていない地域でも、軒並みに魚価が下がっている。あるいは観光漁業——つり舟、いろんなところに影響が出て、生活不安定がある。